逗子W邸
個人邸逗子の小高い丘の中腹に建つ、新婚夫婦のための住宅です。2階部分がせり出した外観が特徴となっています。内部は小さな部屋の集まった1階と、大きな2部屋が光庭を挟みつつ繋がる2階、という対照的な構成になっています。
この敷地は南側に丘が迫り上がっているため、冬の午後2時ともなると山に日が遮られ、十分な採光を得難い点が課題でした。光庭を設けたことで、外からのプライバシーを守りつつ上方から十分な採光を確保でき、明るくて開放的な空間を獲得できました。光庭の階段をのぼって屋上へあがれば、自然豊かな眺望が楽しめます。
所在地 / 神奈川県逗子市
構造・規模 / 木造・地上2階建て
敷地面積 / 117.06㎡ 建築面積 / 67.81㎡ 延床面積 / 114.40㎡
構造設計 / 名和研二(なわけんジム)
設計監理 / 清水勝広(清水勝広建築工房)(担当;本間陽介、坂本洋祐)
施工 / 大同工業株式会社
家具製作 / ニュウファニチャーワークス
竣工 / 2005年1月