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神宮前ROCKET

CAP

2000年~2002年までギャラリーロケットが使用していた建物に手を加え、ギャラリーを復活させるプロジェクトです。建物は、元インテンショナリーズ、現ジェネラルデザイン大堀伸氏と現ニューゲストハウス遠藤治郎氏が共同設計し2000年に竣工したものです。諸先輩の手がけたものに手を加えるのはいささか気が引けますが、既存の長所を活かした空間作りを心がけました。ギャラリー閉鎖後の増改築によって付け足されたモノはすべて剥ぎおとし、天井高さ9mの平屋建てとします。銀色に鈍く光るコンパクトな箱に、縦にスリットが入れられたような外観形状を活かし、青く光る高さ7mの扉が、ギャラリー来訪者を待ち受けます。足し算による空間作りではなく、引き算プラス味付け程度の最小限の操作で、イメージの刷新を図りました。

ギャラリーリノベーション
所在地 / 渋谷区神宮前
建築面積 / 25.5㎡ (7.7坪)
述べ床面積 / 25.5㎡ (7.7坪)
規模構造 / 木造地上2階建→1階建へ
竣工 / 2008年8月末
ギャラリーロケット公式サイト